2021年10月29日の引け後、JIA(ジャパンインベストメントアドバイザー・7172)から株主優待制度の変更に関するお知らせが出てきました。
【追記】2022年12月26日にも株主優待の改悪が発表されました。2年連続ですね。その内容は以下のリンクからどうぞ。
優待制度の変更内容
従来の優待制度(2020年12月権利まで)
1)クオカードの進呈
保有株/期間 | 1年未満 | 1年以上 | 2年以上 |
---|---|---|---|
100株以上 | 1,000円分 | 3,000円分 | 5,000円分 |
2,000株以上 | 3,000円分 | 5,000円分 | 10,000円分 |
2)日本証券新聞デジタル版購読券
保有株/期間 | 1年未満 | 1年以上 | 2年以上 |
---|---|---|---|
100株~ | 3ヶ月分 | 6ヶ月分 | 6ヶ月分 |
2,000株~ | 6ヶ月分 | 12ヶ月分 | 12ヶ月分 |
※1ヶ月分あたり、購読料の定価は3,000円です。
今後の優待制度(2021年12月権利より)
クオカードの進呈基準と進呈額が変更となります。赤字が変更部分です。
保有株/期間 | 1年未満 | 1年以上 | 2年以上 | 3年以上 |
---|---|---|---|---|
100株以上 | 500円分 | 1,000円分 | 3,000円分 | 5,000円分 |
2,000株以上 | 1,000円分 | 3,000円分 | 5,000円分 | 10,000円分 |
3年以上保有すれば従来と変わりませんが、それまでに至るまでの進呈額が抑えられてしまいました。
※日本証券新聞デジタル版の購読券については従来の制度と同様となります。
【追記】2022年12月26日にも株主優待の改悪が発表されました。2年連続です。その内容は以下のリンクからどうぞ。
管理人のコメント
JIAの株主優待は、長期保有する事でかなり豪華と言える水準に成長していきます。
たださすがにコロナによる業績下落と知名度の向上・株主数の増で手が付けられてしまいました。
長期にわたって保有頂く株主様も増えてまいりました。つきましては、この度、保有株数及び保有期間別の優待内容のバランスを考慮し、メニュー内容を一部変更させていただくことといたしました。
JIA適時開示「株主優待制度の一部変更に関するお知らせ」より抜粋
実際に上記のような発表をしているわけですが、元々長期保有を決め込んだ方にとって今回の改悪で株を手放すケースはそんなに多くないのでは?と思います。
という事は3年以上の継続保有で豪華な優待を頂く人数はそう変わらない⇒株主優待の負担増⇒更なる改悪…という連鎖が少し怖いですね。
そんなリスクも考えながらも、数年前の株価(5~6,000円台)に戻れば凄い事になるぞ、という妄想すら抱きながらインカムゲインを頂きたいと思います。
株式データ
※2021年10月31日現在のデータです。
【株価】
1,241円
【年間配当予想】
32円
【配当利回り】
2.58%
【優待権利確定月】
12月
【配当+優待利回り】
最大6.61%(クオカード優待のみ考慮)
最大21.11%(日本証券新聞の優待も追加した場合)
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