2022年7月15日、水産物卸売業を営む銘柄の産地偽装が発覚したようです。
前年株主優待を新設し株価が急騰した銘柄で、現在もそのまま高値キープし続けていますが今後どうなる??
その銘柄は「築地魚市場(8039)」!
この案件は農林水産省からのプレスリリースでも発表されています。
築地魚市場は、冷凍めばちまぐろの原産地が中国であるにも関わらず台湾と表示するなどの産地偽装をしていたとの事。
農林水産省は2021年4月から1年以上の間、食品表示法の規定に基づく立ち入り検査を築地魚市場に対し実施しており今回の偽装が確認されたようです。
ほっすん
一部は「中国」を「日本大西洋」と表示した例もある模様。
↓こちらがプレスリリースです。
築地魚市場株式会社における生鮮水産物の不適正表示に対する措置について:農林水産省
過去、水産物の偽装はパッと思い付くだけでアサリやワカメ、ウナギなどで発覚しています。
今回築地魚市場も長期間・大量にわたり偽装している事が分かったのですが、業界としてもこれが当たり前という訳で無い事を願います。
またこの件を受けて今後株価はどう動くのか、注視してみたいと思います。
ほっすん
暴落は買い?利回り的には微妙すぎますね。また社会的に信用を無くす行為をした企業の株は、個人として買いづらいです。
株式データ
※2021年7月18日現在のデータです。
【株価】
2,485円
【年間配当予想】
35円
【配当利回り】
1.41%
▼株価推移はこんな感じ。2021年3月の優待導入で一気に株価が2000円台に突入しています。
株主優待の内容
自社子会社の水産加工品を進呈。
100株以上:3,000円相当
200株以上:6,000円相当
▼左が100株優待の西京漬け、右が200株優待の西京漬け+いくらセットです(2021年優待)。
【優待権利確定月】
6月
【配当+優待利回り】
2.62%
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