2024年9月30日の引け後、携帯販売の代理店事業などを展開するティーガイア(3738)から驚きの適時開示が出てきました。
適時開示のタイトルを見て一瞬ワクワクした方、また事前の予測で期待されていた方にとっては相当痛い…
何とディスカウントTOB…
ティーガイア株は、ベインキャピタルによるTOBが実施される事となりました。
が、その価格は発表日の株価3,670円に対し1,000円安い2,670円・・・・。100株保有で10万円の損ですね(大泣)。
TOBの応募は当然株主の自由ではありますが高確率で成立するでしょうから、直近で購入された方はほぼ確実に損失でフィニッシュとなりそうです。
長期保有目的で以前から保有していた株主だとある程度利益は出るでしょうけど、それでもこれは厳しい・・・。
株主優待もさかのぼって廃止となりそう
今回TOBが成立した場合、配当、株主優待とも2024年3月権利で終了、9月権利は消失してしまいます。
ほっすん
実はこれが一番悲しい!!
9月権利時点ではTOBが発表されていなかったのに何故…常磐興産なんかはTOB発表後なのに優待権利あったのに…
※今回の買付価格は2025年3月期の配当が行われない前提で決定されているため、との事です。
管理人のコメント
ディスカウントTOBの事例はこれまでも時々ありましたが、事前にTOBが予測されていたとはいえ辛い内容となってしまいました。
個人的には一応利益が出てフィニッシュとなりますが期待していた利益にならず、しかも年2回のクオカード・更にそれなりの配当も無くなるのが残念。
得しているのに損した気分しかしません。奇跡が起こって別のファンドが高額で買取とかしないかな(笑)。それでも株主構成的に無理でしょうね。
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