2021年1月29日の引け後、アサヒホールディングス(5857)から色々と開示が出てきました~!
開示の一部に「株主優待制度の廃止」が含まれていたので、一瞬ビックリされた方も多いのではないでしょうか?
だって、社名がね・・・。
適時開示の内容とは?
業績の上方修正と増配!
売上高は事前の業績予想(2020年7月29日に上方修正した予想)と同じながら、各種利益が増加。1株当たり利益は約355円⇒635円と大幅な上方修正となります。
そして期末配当は80円⇒90円にアップ(前期実績は70円)しました。
株式分割!
2021年3月31日を基準日として、1株⇒2株に分割されます。
株主優待の廃止
2020年3月末権利をもって、株主優待制度が廃止となりました。なので次回権利(2021年3月末)では優待がもらえません。ご注意ください。
【株主優待の内容】
アサヒホールディングス グループ会社の商品を優待価格で購入できる権利の進呈。
ん?株主限定のプレミアムビールじゃない?
間違えやすい銘柄です!
今回紹介しているアサヒホールディングス(5857)の主な事業は「貴金属リサイクルと産業廃棄物処理」。
ビールや飲料で有名なのは「アサヒグループホールディングス(2502)」で、こちらの株主優待制度に変更はありません。ビックリして、間違って売り注文を出さないでくださいね。
自転車の「あさひ(3333)」もあるので余計ややこしい…けど、これは間違えないですかね!
アサヒホールディングス(5857)の株式データ
※2021年1月29日現在の株価。増配を加味しています。
【株価】
4,005円
【年間配当予想】
170円
【配当利回り】
4.24%
管理人のコメント
今回紹介した「アサヒホールディングス」「アサヒグループホールディングス」の他にも間違えやすい銘柄は存在します。たとえば・・・
・「東レ(3402・繊維製品)」と「東リ(7971・カーペットなど)」
・「ライドオンエクスプレス(6082・食材宅配)」と「ライトオン(7445・カジュアル衣料)」
・「SUMCO(3436・半導体)」と「サムコ(6387・半導体、電子部品)」
・「第一三共(4568・製薬)」と「SANKYO(6417・パチンコ台メーカー)」
特に適時開示を見てパッと売買を出す方は、特に勘違いしないよう気を付けてください!
※先日も、TOBの発表があった「東京製綱(5981)」と間違えて買い注文が出されたであろう「東京製鉄(5423)」のPTS株価が一瞬大幅上昇していました。
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