2026年1月13日の引け後、情報セキュリティ機器の開発や販売事業などを展開するNo.1(3562)から株主優待の廃止と増配が発表されました。
廃止される株主優待
毎年2月・8月権利、300株以上保有でクオカードもしくはデジタルギフトを各15,000円分ずつ(年間30,000円分)進呈。
このところ流行となっている豪華株主優待銘柄のひとつでしたね。2025年2月権利よりこの優待制度がスタートしていたのでたったの2回で終了です。

2026年2月権利の優待はありませんのでご注意ください。
代わりに増配と累進配当などを宣言
No.1は優待廃止と同時に「配当性向 50%」「DOE6%(下限)」「累進配当の方針」を宣言しています。
これにより年間配当予想が従来の【36円】⇒【78円】に増額されます。

※自己株式取得の方針も発表
特に累進配当は嬉しいポイントですよね。しかし従来300株で30,000円(つまり1株あたり100円)の優待を出していたところ、42円の増配では割に合いませんね。
管理人のコメント
本来、企業の規模に不釣り合いな優待を出すのなら、最初から今回のような配当方針を出して株価対策するのがあるべき姿のはず。
しかしどうしても一気に株価を上げるため、豪華な優待を出すしかない企業もあるのでしょう。
そしてとりあえず1年分優待を出したら最低限の義務は果たしたと考え、優待廃止のショックを和らげるため総還元額を抑えつつ増配を宣言したのでしょう(と、勝手な推測)。

今回の増配もよーく見ると配当利回りに大きな魅力はありません。
そう考えると、まだまだ「年間3万円のデジタルギフト」の株主優待新設は無くならないのでしょうね。

実際株価は当初の2.5倍以上に上がったので。
豪華な優待に釣られると廃止で損失を被るので、この手の優待とは適度な距離感を持って付き合いたいと思います。
株式データ
※2025年1月13日現在のデータです。
【株価】
2,501円(翌営業日以降、株価の大幅下落が予想されます)
【年間配当予想】
78円
【配当利回り】
3.12%
