2023年2月28日の引け後、九州旅客鉄道(JR九州・9142)から株主優待制度の変更が出てきました!
こちら、九州へ旅行する人だけでなく、九州に住んでいる方にとっても魅力的、そしてお得になりそうだ…!
優待制度の変更内容
株主優待乗車券が「片道運賃・料金50%オフ」から「1日乗車券」に変更。
これにより優待券の利用範囲が飛躍的に拡大しそうです!
今まではほぼ遠距離の新幹線や特急を使う前提でしたが、1日乗車券なら在来線でちょっと出かける時にも便利になりますね。
例えば九州で人口が1番多い福岡市(博多駅)から2番目に多い北九州市(小倉駅)へ日帰りで出かけたとして2,620円が浮く事になります(2023年3月1日時点)。
なお開示によると、優待を使って博多~鹿児島間を新幹線で移動した場合の自己負担額も従来より軽減されるようです。
※特急券のみ買えば1日乗車券と一緒に提示する事で新幹線・特急に乗る事が可能。但し博多~小倉間の山陽新幹線には利用不可。
詳しくは同日にJR九州から発表された資料(下の画像)をご確認ください。
JR九州の優待制度は1日乗車券だけではありませんよ。
株式データ
※2023年2月28日現在のデータです。
【株価】
2,979円
【年間配当予想】
93円
【配当利回り】
3.12%
株主優待の内容
※2023年2月28日の制度変更を反映しています。
鉄道株主優待券(1日乗車券)の進呈
保有株数 | 進呈枚数 |
---|---|
100~999株 | 100株ごとに1枚(例:300株だと3枚) |
1000~9999株 | 10枚+1000株超過分200株毎に1枚(例:2000株だと15枚) |
10000~19999株 | 55枚+10000株超過分300株毎に1枚(例:21000株だと58枚) |
20000株以上 | 100枚 |
※3年以上保有で500株以上は+1枚、1000株以上は+2枚。
JR九州グループ株主優待券(1枚500円)の進呈。
100株以上で一律5枚(2,500円分)。
※3年以上保有で500株以上は+2枚、1000株以上は+2枚。
利用可能な店舗が多数あるため(九州以外にも存在します)、詳細はJR九州のIRページより参照下さい。
JR九州高速船株主優待割引券の進呈。
客船「クイーンビートル」スタンダードクラスの1名分特別割引。
・国際航路(福岡~釜山)往復チケット10,000円
・国内航路運賃50%オフ
※運賃とは別に燃油特別付加運賃・港湾税などが必要。GW・年末年始など一部の利用除外日には利用不可。
優待権利確定月
毎年3月末
配当+優待利回り
4.84%
※100株保有時。1日乗車券を博多~小倉の往復で使った場合。より長距離で利用する事で利回りは高まります。
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