2024年7月23日の引け後、九州でイオン系小売スーパー等を展開するイオン九州(2653)から株主優待の変更が発表されました。
優待制度の変更内容について
2月権利、100株以上でイオンラウンジ会員証が頂ける制度は変更有りません。
2024年2月権利まで
年1回、2月権利で「①株主優待券」または「②ネットポイント」「③イオンギフトカード」から選択。
保有株数 | ①を選択時 | ②か③選択時 |
---|---|---|
100株以上 | 5000円分 | 3000円分 |
200株以上 | 7500円分 | 3000円分 |
500株以上 | 10000円分 | 4000円分 |
1000株以上 | 15000円分 | 5000円分 |
2000株以上 | 20000円分 | 5000円分 |
3000株以上 | 30000円分 | 5000円分 |
4000株以上 | 40000円分 | 5000円分 |
5000株以上 | 50000円分 | 5000円分 |
※株主優待券は1枚100円分、買い物金額税込1,000円毎に1枚ずつ利用可。有効期限は約1年。
2024年8月権利より
年2回、2月・8月権利で株主優待券を進呈。
保有株数 | 進呈額 |
---|---|
100株以上 | 5000円分×年2回(計10000円分) |
200株以上 | 7500円分×年2回(計15000円分) |
300株以上 | 10000円分×年2回(計20000円分) |
500株以上 | 15000円分×年2回(計30000円分) |
1000株以上 | 20000円分×年2回(計40000円分) |
3000株以上 | 25000円分×年2回(計50000円分) |
※ネットポイント・イオンギフトカードは選択不可となります。
イオン株主優待券進呈銘柄の利回りを比べてみた
今回の優待拡充で気になるのが、1,000円ごとに1枚(100円分)ずつ使える株主優待の利回り。
関東地方でしか使えないU.S.M.H(3222)は参考記録とし、その他イオン北海道(7512)・フジ(8278)・マックスバリュ東海(8198)と今回の拡充後のイオン九州を最低単元同士で比べてみました。
【2024年7月23日終値ベース、100株保有同士で計算】
銘柄 | 株価 | 年優待額 | 優待利回 | 年配当 | 総合利回 |
---|---|---|---|---|---|
イオン九州 | 2737円 | 10000円 | 3.65% | 45円 | 5.30% |
イオン北海道 | 903円 | 2500円 | 2.77% | 16円 | 4.54% |
フジ | 1955円 | 6000円 | 3.07% | 30円 | 4.60% |
MV東海 | 3130円 | 5000円 | 1.60% | 75円 | 3.99% |
(参考)USMH | 889円 | 6000円 | 6.75% | 16円 | 8.55% |
U.S.M.Hは別格として、その他の銘柄で比較すると利回りは今回拡充となったイオン九州が最上位となりました。
ただ年間優待額が大きいため、使い切れない場合はフジやイオン北海道の方が逆に良い可能性も?
株式データ
※2024年7月23日現在のデータです。
【株価】
2,737円
【年間配当予想】
45円
【配当利回り】
1.64%
【優待権利確定月】
2月、8月の年2回
【配当+優待利回り】
5.30%
※100株保有時。
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