2021年2月9日の引け後、JT(日本たばこ産業・2914)から2020年12月期の決算発表がありました。
決算資料では来期(2021年12月期)は減配という事も発表されたのですが、その後TwitterのタイムラインもJTのツイート一色でした。。。。
配当金はどうなる?
決算短信から画像を抜き出しましたのでご覧ください。
まずは赤く囲んだ部分を確認してください。1株あたり配当金は第2四半期末・期末とも65円ずつで合計130円です。
昨年までは154円でしたので、24円の減配となりますね。これは痛い!
そしてもう一つ、青く囲んだ部分も確認してみてください。配当性向が96.1%とかなり高い数値。
つまり、JTとしての儲けの殆どを配当金として支払うことを意味します。
今後の配当方針を確認!
決算発表と同時に出てきた「経営計画2021」に記載がありました。その内容は…
赤枠を確認すると、なんと配当性向75%!
一応プラスマイナス5%の範囲内で判断とあるので最大80%という事ですね。
それでは、もし2021年12月期・2022年12月期の利益が同じだとすると・・・?
1株あたり利益が135.3円なので、135.3×80%=約108円…。2021年12月期の配当金130円から、さらに22円の減配となってしまう計算です(汗)。
もし配当性向75%だと、配当金は約101円となる計算。。。
株式データ
※2021年2月10日現在のデータです(減配を反映済)。
【株価】
1,990.5円
【年間配当予想】
130円
【配当利回り】
6.53%
株主優待の内容
自社および自社グループ会社商品
100株以上:2,500円相当
200株以上:4,500円相当
1,000株以上:7,000円相当
2,000株以上:13,500円相当
※1年以上継続保有した株主のみに進呈。
【優待権利確定月】
12月
【配当+優待利回り】
7.79%
※100株保有で最大利回りとなります。
管理人のコメント
私は昨年末JT株をNISAで購入し、配当金を考えたらプラス域に到達したと喜んでいたらこの有様。
とはいえ130円の配当でも利回りは6%超、年末まで保有していたら株主優待の権利も頂けるので、今後の収益に不安を覚えなければ当保有を続ける予定です。もしかしたら200株へナンピンもアリかも…。
次の第1四半期決算が見ものですね。これで業績が芳しくないようだと・・ちょっと不安がよぎりますが、様子見しておきます。
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