2021年10月13日の16時、吉野家ホールディングス(9861)から株主優待制度の変更に関するお知らせが出てきました!
優待制度の変更内容
従来の優待制度(2021年8月権利まで)
1枚あたり300円分の優待食事券の進呈。
保有株数 | 進呈額 |
---|---|
100株以上 | 10枚(3,000円分) |
1,000株以上 | 20枚(6,000円分) |
2,000株以上 | 40枚(12,000円分) |
今後の優待制度(2022年2月権利より)
1枚あたり500円分の優待食事券の進呈。
保有株数 | 進呈額 |
---|---|
100株以上 | 4枚(2,000円分) |
200株以上 | 10枚(5,000円分) |
1,000株以上 | 12枚(6,000円分) |
2,000株以上 | 24枚(12,000円分) |
※200株以上保有の場合、優待券返送により自社商品詰め合わせセットと交換も可能。200株以上だとAセット・1,000株以上だとBセット。2,000株以上だとBセットを2セットと交換可能。
つまり今回の優待制度変更により以下のような状況となったわけです。
・優待券1枚が300円券⇒500円券に変更されたので使い勝手が悪化。例えば牛丼並1杯(380426円)を優待券で食べようとすると12074円余ってしまう事に。
※但し、普段から500円強の商品を注文していた場合は使いやすくなります。
・100株保有の場合優待利回りが低下。優待券の金額が従来の3分の2になってしまいました。
※元々200株~999株保有していた方は利回り上昇(拡充)となります。
株式データ
※データは2022年5月6日時点のものです。
【株価】
2,380円
【年間配当予想】
10円
【配当利回り】
0.42%
【優待権利確定月】
2月と8月の年2回
【配当+優待利回り】
2.52%
※200株保有時。
管理人のコメント
今回の株主優待制度変更に関して、多くの株主は100株保有だと思いますので残念に感じた事でしょう。
しかし業績は好調のようで、売上高は低迷ながら利益体質強化とコロナの助成金により業績予想が大幅に上方修正されました。
また昨年は0円だった中間配当が今年は5円。期末配当は未定ながら、通期業績予想通り(1株あたり当期純利益約72円)に進捗すれば5円~10円程度は期待できるかもしれませんね。
⇒(2022年5月6日追記)その後、年間配当が10円に増額されました。
この辺を加味しつつ、100株から利回りの良い200株まで買い増しする方もそれなりにいらっしゃるはずなので、通常の優待改悪でみられるような株価大幅下落は避けられるかと期待(?)しています。
・・・と言いながら、私は買い増しするか否か判断を先送り予定です。
年間1万円の優待は魅力的ながら総合利回りで言うと2%台で特に良い訳でもないですし、買い増しの資金を別銘柄に振った方が良いと考えたのが理由です。
欲しい銘柄がたくさんあるので、吉野家に資金集中出来ないです(泣)。
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