優待投資を続けていくと、肌感覚で株主優待が廃止されやすい条件が分かってきますよね。例えば優待の内容がクオカードやプレミアム優待倶楽部、業績不調、財務悪化などなど…
2023年7月12日に出てきた株主優待制度変更のお知らせはまさに・・・
太洋物産(9941)株主優待変更
太洋物産は食肉の輸入販売などを手掛ける企業。こちらの株主優待は2022年に導入されたのですが何と始まって1年で変更に。
■株主優待の内容(毎年9月末権利)
従来の優待)100株以上保有でクオカード5,000円
今後の優待)500株以上保有でプレミアム優待倶楽部のポイント進呈。
【ポイント進呈基準】
500株以上:20,000P
1,000株以上:60,000P
一応1,000株保有すれば利回り自体は向上しますが・・・プレミアム優待倶楽部だと実質的な価値はちょっと落ちるかな。。。。
管理人のコメント
冒頭で触れた優待の廃止されやすい条件がこの銘柄には詰まっているような気がしてなりません。
元々リスクのあるクオカード優待から更にリスクが高そうなプレミアム優待倶楽部へ。
直近の業績は赤字で着地、自己資本比率は1桁。
無配なのに異常に高い優待利回り。しかも導入から1年で優待制度の大幅転換。
ほっすん
500株か1000株買ってくれる個人投資家を何とかして集めたいのかな??
あえて購入する方もあるかと思いますが投資は自己責任でお願いします。
株式データ
※2022年7月12日現在のデータです。
【株価】
1,060円
【年間配当予想】
0円
【優待権利確定月】
9月
【配当+優待利回り】
3.77%(500株保有時)
5.66%(1,000株保有時)
コメント
お疲れ様です。
今日明日あたり、この大洋物産の記事出ると予想してました(笑)
もうどこから突っ込んで良いのやら。新設された時から危険臭漂ってましたからね。多分、改悪廃止の早さでは第二のエリアクエストになるんじゃと思ってました。
財務内容の割に太っ腹すぎる優待。こういう銘柄には手を出してはいけないという反面教師銘柄の見本のようですね。
更に優待欲しければ追加で400株とか。無配で、しかも例のプレミアムなんとかなのに?
言い方悪いですが、優待投資家バカにし過ぎですね。これに釣られる情弱どれだけいるやら。
狙うなら情弱の方が権利の9月まで買い支えてくれる方向で買い→権利獲得前にキャピタル狙いで売却のパターンかな。
まあ自分は絶対手を出しませんけどね( ^ω^ )
おのじさん、お疲れ様です。
私の考えが完全に筒抜けになってますね(笑)!しかしこの内容だと条件反射の様に記事にしちゃうのは仕方ないですよ~!!
仰るように新設時から怪しすぎましたし、むしろよく2年目に突入できたなぁと驚いているところです。権利落ちは絶対に大きいでしょうから100歩譲ってキャピタル狙い、現実的ですね。
しかしそれでも手出しするのは怖すぎますので私は遠目から見守るのみとします。エリアクエストで痛い目見たのであからさまな罠はこりごりです。