ここ数年間決算好調に加え増配が続いたため株価に勢いがあった銘柄ですが、その勢いが弱まったため株価が一気に急落です。
「山高ければ谷深し」となるか、もしくは良い押し目となるのか…??
その銘柄は「タマホーム」
タマホーム(1419)はCMでもおなじみの住宅メーカー。
コロナ禍では社長に関する記事などが週刊誌に出てきましたが、業績に影響は無く株価右肩上がりだった銘柄の1つです。
そんなタマホームが2023年10月10日に発表した、2024年5月期第1四半期決算がこちら。
売上から各種利益が軒並みマイナスとなっていますね。
そして決算説明資料を見ると、第1四半期では住宅事業が営業赤字だったそうで。
住宅の契約~引き渡しが不調で推移したのが要因との事。
実際に戸建分譲の受注実績は前年比マイナス5%となっています。
毎月公表している月次営業実績を見ても、好調さが影を潜めつつある事が分かります。
管理人の感想
タマホームの配当利回りは今回の急落で5.78%まで上昇しました。
が、あまりこの推移が続くと配当性向が気になりますね。好調が続き2017年以降毎年増配を重ねた銘柄なので、その勢いがなくなった時に配当がどうなるか。
長期チャートを見ると下落の入り口にも見えるし良い押し目にも見えるし??
今後の業績次第だと思いますが、私は買うとしてももう少し安くなってから、もしくは月次実績が上向きになってからとしたいです。
株式データ
※2023年10月11日現在のデータです。
【株価】
3,200円
【年間配当予想】
185円
【配当利回り】
5.50%
株主優待の内容
100株以上保有でオリジナルクオカードの進呈。
3年未満保有:500円分
3年以上保有:1,000円分
【優待権利確定月】
5月、11月の年2回
【配当+優待利回り】
最高で6.41%
※3年以上保有時。
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