2024年2月8日の引け後、サンフロンティア不動産(8934)から株主優待に関する適時開示が出てきました!
このお知らせは特に改悪と言う訳ではありませんが、長期保有の優遇を狙っている人は要注意ですよ。
株主優待のルール改正について
基本となる株主優待の内容
系列ホテルの優待割引券を進呈。
保有株数/年数 | 3年未満保有 | 3年以上保有 |
---|---|---|
100株以上 | 1,000円分 | 1,000円分 |
300株以上 | 5,000円分 | 5,000円分 |
500株以上 | 10,000円分 | 20,000円分 |
1,000株以上 | 20,000円分 | 40,000円分 |
優待で宿泊できるホテル一覧はこちら(記事作成時点)。
今回の改正内容
サンフロンティア不動産の株主優待は、500株もしくは1000株以上を3年以上保有で倍になる超お得な制度です。
この長期保有のカウント方法が厳格化されます。
【従来のカウント方法】
単元株式以上を保有いただいた最初の3月末日で保有年数をカウントさせていただき、各年の3月末時点で判定いたします。丸3年経過後の3月末日より、長期保有と認定させていただきます。
【今後のカウント方法】
毎年9月末日および3月末日の株主名簿に記載されている保有株式数について、同一の株主番号で500株以上を7回以上連続、または1,000株以上を7回以上連続で保有していることが確認でき、かつ、それ以降最初の3月末日に継続して保有していただいている場合、それぞれの株数の長期保有と認定させていただきます。
つまり、今後は3月だけでなく9月末でも500株もしくは1000株以上の保有が必要となります!!
ただし2023年9月までのカウントについては厳格化前の基準で実施されます。
サンフロンティア不動産の株主優待ページには以下の様に、その後の判定方法に関する図が貼ってありました。
ずっと500株保有で3年以上経過してから1000株で3月権利を通過したらどうなるのでしょう。1万円だけプラス?そこだけ気になります。
管理人のコメント
サンフロンティアの長期優待はかなりのお得度、そして近年注目度も上がっているので優待クロス対策として当然と言えば当然の改正でしょう。
巷にはそれでも上手くかいくぐる技も存在しているのでサイゼリヤ方式(予告無しで保有株数チェック)にしても良いとは思いますが、手間も掛かるでしょうからこの形で様子見といったところでしょうか。
もし厳格化してもクロスが減らなければ…改悪などは勘弁m(_ _)m
過去サンフロンティアの優待で宿泊したホテルのレポートはこちら。
株式データ
※2024年11月9日現在のデータ。
【株価】
1,821円
【年間配当予想】
66円
【配当利回り】
3.62%
【優待権利確定月】
3月
【配当+優待利回り】
最大5.82%
※500株もしくは1000株を3年以上保有時。
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