2021年7月20日の引け後、立て続けに2社から株主優待制度廃止の開示が出てきました~。2日連続の悲しい開示ですね…。
第一屋製パン(2215)
概要とコメント
2020年までは年1回12月権利、100株以上の保有で自社グループ会社の商品詰め合わせ(レーズンサンド)が頂けていました。しかし次回2021年12月権利ではもらえません。
私はこれまでこちらの優待をあまり調べた事が無く、獲得の経験もありませんでした。
ただ最近は業績が低調な事から(継続前提に重要事象も出ています)株価も下げてきており、もし監視銘柄に入れていたら飛び付いていた可能性が高いです。
コロナショックを無視すると4年間下げ続けているので、塩漬けの方も多そうです。
株式データ
※2021年7月20日時点のデータです。
【株価】
932円
【年間配当予想】
0円
大江戸温泉リート(3472)
概要とコメント
こちらはリートなので1口単位で売買できる銘柄です。
これまで5口以上保有で1,000円分・10口以上保有で2,000円分の大江戸温泉物語優待割引券が頂けていましたが、2021年5月権利確定分をもって廃止となりました(2021年11月権利では頂けません)。
そして廃止となった理由のひとつが非常に残念。【犯罪防止】という言葉が出てきています。
本当の理由は「公平な利益還元」にあるのかもしれません。しかし他銘柄も含め偽造の優待券が増加している事も事実であり、今後同じような理由で廃止となる銘柄が出てもおかしくないですね。
※廃止や改悪では無いですが、直近でも神戸物産が自社商品券からJCBギフトカードに変更した事例がありました。またくら寿司でも優待券の偽造対策として利用停止⇒交換の処置を実施しました。
株式データ
※2021年7月20日時点のデータです。
【株価】
85,000円
【年間分配金予想】
3,609円
【配当利回り】
4.25%
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