9月8日、価値開発(3010)が新たに株主優待制度を導入すると開示がありました。
ただ、本当に長く続くのかな?最近よく改悪・廃止が目立っている「あの優待制度」ですし、管理人は非常に不安です。
株主優待制度について
プレミアム優待倶楽部のポイントを進呈。
▼進呈ポイント数の一覧
保有株式数 | 初年度 | 2年目以降 |
---|---|---|
3,000株以上 | 3,000P | 3,000P |
4,000株以上 | 5,000P | 5,500P |
5,000株以上 | 20,000P | 23,000P |
10,000株以上 | 60,000P | 70,000P |
50,000株以上 | 80,000P | 95,000P |
100,000株以上 | 100,000P | 120,000P |
【権利確定月】
9月
株式データ
※2020年9月9日時点のデータです。
【株価】
136円
【年間配当予想】
0円
【配当利回り】
0%
【配当+優待利回り】
100株保有時:0.74%
10,000株保有時:4.41%~5.15%
※10,000株保有で最大利回りとなります。
管理人のコメント
株価自体は低いものの、株主優待がもらえる最低保有株数が3,000株と少し手が出にくいかもしれません。また利回りだけ考えると、100万円以上投資して10,000株保有する必要があるので上級者向けの優待制度ですね(^^;)
また冒頭で少し触れたとおり、最近改悪や廃止した企業も目立つ「プレミアム優待倶楽部」ですし、そして優待に飛び付く前に、こちらの企業業績にも注目しておいた方が良さそうです。
価値開発株式会社は2018年3月期から3期連続で営業・経常・最終赤字を計上しており、また2021年3月期の第1四半期決算も6億円近い大きな赤字。この時点で、既に自己資本比率は1.7%(純資産6,000万円)まで低下しています。
これ、そもそも株主優待の費用負担はできるのでしょうか?財務的には非常に危うい状況ですが…。
私個人的には、数十万円~100万円以上投資するのはリスキーですね~。資金に余裕がある方や、プレミアム優待倶楽部ファンの投資家の皆さんも、しっかり吟味してから購入する事をおすすめします。
以上、価値開発の株主優待新設に関する記事でした!
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