2022年4月25日の14時に株主優待のある地銀銘柄から株主優待変更と増配の発表がありました。
場中の発表は仕事していると見逃しちゃいますね。
その名は「四国銀行(8387)」です。
株主優待の変更について
年1回、3月権利であることを含め、優待の内容自体は全く変わりません。
保有株数 | 優待品 |
---|---|
100株以上 | クオカード500円 |
200株以上 | クオカード1,500円 |
1,000株以上 | 3,000円相当の地元特産品 |
2,000株以上 | 6,000円相当の地元特産品 |
変更点は「長期保有が優待獲得の条件となること」です。
2023年3月権利⇒半年以上の継続保有が必要。
2024年3月権利⇒1年以上の継続保有が必要。
つまり来年の優待を頂くには、2022年9月権利で四国銀行株の保有が必要となります。
なお適時開示に以下の記述もありました。
※継続保有期間1年以上とは、基準日の3月末日とその前年の3月末日及び9月末日の株主名簿に同一株主番号で100株以上の保有記録が連続して記載または記録されていることといたします。
この記述通りだとすれば、優待が頂けない9月権利ではとりあえず100株以上保有しておき、肝心の3月権利で保有株数を増やせば【3月権利時の保有株数に応じた株主優待が頂ける】という事になりそうですね。
これが嬉しい、増配発表!
当初1株あたり30円の配当予想だったところ、40円に増額されました(期末配当予想が15円⇒25円に増額)。
しかも更に嬉しいのがこれ!
1株あたり年間35円の安定配当を維持しつつ・・・とあります。
という事は最低でも約4.7%近い配当利回り(2022年4月25日終値745円で計算)が約束されるのですね。
加えて株主優待も頂けるなんて!これは現在ホルダーでなくとも注目です。
株式データ
※2022年4月25日現在のデータ。増配も反映しています。
【株価】
745円
【年間配当予想】
40円
【配当利回り】
5.37%
【優待権利確定月】
3月
【配当+優待利回り】
6.38%
※200株保有時。
管理人のコメント
冒頭にも記載した通り、今回の適時開示は取引時間中の14時に発表となりました。
で、このような時間帯に起こりやすい傾向を過去にツイートしています(私、ほっすんの体感)。
まだこの頃はフォロワーさんも「いいね」も比較的少ない時期でした(余談)。
良い開示が場中に発表された場合、昼間仕事の方が後で気づいてPTSで買いを入れるケースが多いように見えます。
今回の四国銀行のパターンでも終値に比べ夜間PTS株価は高く推移していましたね。
このような傾向を逆手にとって売買する手法も時には有効ですので、頭の片隅に置いていて損はないかもしれません(注:あくまで私の主観です)。
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