2022年8月12日の引け後、「いきなりステーキ」等の経営でおなじみのペッパーフードサービス(3053)から株主優待の廃止が発表されてしまいました。
業績が思わしくないのも大きな要因だと思うのですが、今回はそれ以外にも「おっ?」と思うような発表も。
廃止となる株主優待について
毎年6月と12月権利で、以下内容で優待が進呈されていました。
100株以上:自社商品(ハンバーグ×2,ガーリックライス×2)
300株以上:3000円分の食事券または自社商品1セット
1500株以上:6000円分の食事券または自社商品2セット
3000株以上:9000円分の食事券または自社商品3セット
⇒2022年6月権利をもって廃止となりますので、次回2022年12月は権利通過させても株主優待はいただけません。
そしてもう一つのニュースが!
株主優待廃止が発表されたのが16時だったのですが、その1時間後である17時にはこんな開示が!

社長交代ですね。現時点で「前社長」となりますが、この方のお名前でピンときた方も多いでしょう。それがこちら。

「いきなりステーキ」の店頭に必ずあるシェフの写真!これがペッパーフードの前社長、一瀬邦夫さんです。
今回取締役も辞任されるので経営から完全に退く事となりますね。現在かなり業績が悪化していますが一時破竹の勢いでペッパーフードを成長させたカリスマ的存在だった事に間違いはありません。

個人的には、この看板が今後残るのかどうかが凄く気になります。
株主優待目的で保有されていた株主も相当多いでしょうし、この日は業績下方修正も発表されたので8月15日以降株価は大きく下落する可能性が高いでしょう。

2017年の株価ピークが8,230円なので、今後の株価下落も考えると5年弱で約25分の1くらい?チャートを見ても凄い形ですね。
株式データ
※2022年8月12日の終値です。翌営業日(15日)以降は大きく下落する可能性があります。
【株価】
386円
【年鑑配当予想】
0円