2022年12月8日の引け後、WEBマーケティングの支援事業などを行っているガイアックス(3775)が株主優待の新設を発表しました!
しかし個人的には不安な気持ちも・・・。
株主優待の内容
毎年12月権利でプレミアム優待倶楽部のポイントを進呈。
保有株数 | 進呈ポイント数 |
---|---|
1,000株以上 | 10,000ポイント |
2,000株以上 | 22,000ポイント |
3,000株以上 | 38,000ポイント |
4,000株以上 | 45,000ポイント |
50,000株以上 | 50,000ポイント |
最高ランクの株数は5万株です(優待導入発表の開示より)。なぜ5千株ではなくいきなり5万株?間違えたのかと憶測しちゃいます。
次に株式データをご覧ください。
株式データ
※2022年12月8日現在のデータです。
【株価】
501円
【年間配当予想】
0円
【配当+優待利回り】
2.00%(1,000株保有)~2.53%(3,000株保有)
管理人のコメント(要注意ポイント)
今回の株主優待導入によってガイアックスの株価は大きく上昇すると思いますが、色々注意すべき点がありそうです。
※あくまで個人の主観です。
流動性が低い
ガイアックスの1日の出来高は大体2,000~4,000株程度の日が多いです。
そんな中で最低1,000株~の株主優待導入。
こうなると株価上昇はほぼ間違いないでしょうが、権利落ち時や万が一優待が改悪・廃止になった場合などは株価の下落も大きそうです。
直近の業績が好調とは言えない
下の画像が2017年度以降の連結営業損益の推移。ガイアックスから2022年11月に発表された「2022年12月期第3四半期決算説明資料」からの抜粋です。
安定した黒字を出しているわけでは無く、また2022年度も第3四半期時点で黒字化していませんね。
利益剰余金がマイナス
利益剰余金とは一般的に「会社の活動によって生み出した利益を積み立てたもの」を言います。
ガイアックスの場合はこれがマイナス。
もちろんスタートアップ企業などは利益回収フェーズに入るまではマイナスと言う事も多いですが、この段階で株主優待を出せる状況なのですね。
しかもこの企業は設立から23年も経過してます。。。。自己資本比率自体は65%前後あるのですけどね。
無配・総合利回り低め。そして何より・・・
これは株式データに記載した通り、無配で総合利回りも低めなので優待目的だけで購入するなら別の銘柄を探しましょう。
そして優待投資家ならピンとくるのが「プレミアム優待倶楽部」!
この名前を聞いただけで「あ、またすぐ改悪や廃止か?」と反応しちゃいますね(笑)。
株式をしっかり検討して購入下さい。
コメント
お疲れ様です。
はい。地雷で間違いないと思います(笑)
良いとこあげるのが難しい銘柄なのでスルー 一択でよろしいかと。
ここからは悪態ばかりで申し訳ないですが、忌憚なき意見を言わせてもらえば
まず、ほっすんさんも書かれてますが、市場が名古屋なので流動性低いしそもそも割高。しかも自己資本比率も悪く赤字体質の中でのあの[プレミアム優待倶楽部]ですからね。
おまけに無配!悪材料で役満完成してると思うので自分はパスです(´-`)
手を出してはいけない銘柄の見本のようですね。逆ムック本とかあれば載せて良いかも。改悪や廃止までの速度で伝説の[エリアクエスト]を抜くかもと予想します(-_-)
おのじさん、お疲れ様です。今回の優待導入は怪しさが溢れ出してます(大笑)!役満間違い無しです。
そしてここでエリアクエストの名前が出てきましたね。あそこは露骨すぎましたがしっかり私もやられた因縁の銘柄です。危険な銘柄でもあえて飛び込みた銘柄(アマガサなど)もありますが、さすがにこのレベルでは絶対触るべきでないですね。