2024年11月12日の引け後、紳士服業界の最大手「青山商事(8219)」から、株価次第ですが優待目的でなくても株を保有したいと思える適時開示が出てきました!
配当金を大幅増額!
青山商事は以下の通り株主還元方針変更を発表しており、これに伴い配当を増やすようです。
・連結における配当性向70%もしくはDOE3%いずれか高い方を採用
※今期、年間の配当予想を1株当たり127円に引き上げることに伴い、期末配当予想を1株当たり31円から97円(前回予想より66円増配)へ大幅に引き上げる
・機動的な自己株式の取得(最大100億円)の実施
※今期、30億円を目途に自己株式の取得を実施する
青山商事の期末配当が97円となれば、年間配当予想は127円。
この日の終値(1,334円)をベースで考えた場合配当利回りは何と9.52%。
翌営業日ストップ高(1,634円)になったとしても7.77%となります。
株価2,000円でも利回り6.35%。なかなか凄いですね。
自社株買いも実施
株主還元方針にも記載がありますが、増配と同時に最大30億円分(もしくは最大150万株、自己株式を除く発行済株式総数の2.98%)の自己株式取得を発表しています。
なお取得期間は2024年11月15日~2025年3月24日。
この適時開示発表時点における青山商事のPBRは0.38倍とかなり低く抑えられているため、この対策のひとつとして増配・自社株買いを進めるようですね。
紳士服業界自体は決して先行き明るいものではないですが、当面こちらの株価には注目してみたいと思います。出来たら安く買いたいなぁ。
株式データ
※2024年11月12日現在のデータです。
【株価】
1,334円
【年間配当予想】
1277円
【配当利回り】
9.52%
株主優待の内容
買い物優待券(20%割引)の進呈。
100株以上:3枚
1,000株以上:4枚
3,000株以上:5枚
【優待権利確定月】
3月、9月の年2回
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