2025年9月25日の朝8時50分、中国向け輸出事業などを展開する太洋物産(9941)から株主優待の廃止が発表されました。
まあこれはやっぱり、ですね。予想以上に長持ちしたなぁと逆に思ってしまう位です。
廃止される株主優待の内容
毎年9月権利、500株以上保有でプレミアム優待倶楽部のポイント進呈。
【ポイント進呈基準】
500株以上:20,000P
1,000株以上:60,000P

ほっすん
優待権利前日の引け後に発表するとは!なかなか酷いですね。
優待導入時から怪しすぎた
太洋物産は株主優待導入の頃から廃止される要素が盛りだくさん、と私は思っていました。
まずは2022年、自己資本比率5%にも満たないのに「100株で5,000円のクオカード」という優待制度の導入。当時の株価は3桁なのにこれだけでも当時のタイトル通り怪しさ満点でした。
そして翌年2023年にはクオカードからプレミアム優待倶楽部。このルートは優待改悪・廃止のイメージしかありません。
そしてそこから2年後に今回の廃止。優待導入から数えると3年での廃止でした。
管理人のコメント
今回の優待廃止ですが、切実な理由が適時開示に記載されていました。


ほっすん
優待にかかる費用は3680万円で、当期純利益の22.6%となります。ですって。
自己資本比率も以前より改善しているものの、それでも10%そこそことかなり低い状態が続いています。

そんな状況では続けられる訳が無いですね。いくら優待が欲しいと言えど投資先はよく吟味する事が重要です(-_-;)
1株あたり利益が100円以上あるんだからせめて少し位配当出せば良いのに。。。。
株式データ
※2025年9月26日現在のデータです。
【株価】
859円

【年間配当予想】
0円