2021年2月4日の前場終了後、家賃債務保証などの事業を展開しているジェイリース(7187)より株主優待制度の変更が発表されました。
ほっすん
利回り「だけ」を見ると維持・向上となりますが、まぁ普通に考えれば改悪です。
株主優待制度の変更内容
従来の制度(2020年3月権利まで)
100株以上保有の株主に対し、1,000円分のクオカードを進呈。
変更後の制度(2021年3月権利より)
プレミアム優待倶楽部のポイントを進呈。
もらえるポイント数は以下の表をご確認ください。
保有株数 | 進呈ポイント |
---|---|
500株~ | 5,000P |
600株~ | 7,000P |
700株~ | 9,000P |
800株~ | 11,000P |
900株~ | 13,000P |
1,000株~ | 15,000P |
一応、これまで500株以上保有していた株主、または600株以上にまで買い増せば利回りを見ると拡充となります。
ただ株主優待を頂くハードルが5倍に上がる事・単純な金券で無くなるので実質は改悪ですかね。
株式データ
※データは2021年2月5日現在のものです。
【株価】
745円
【年間配当予想】
5円
【配当利回り】
0.67%
【優待権利確定月】
3月
【配当+優待利回り】
500株保有時:2.01%
1,000株保有時:2.68%
※1,000株保有で利回りは最大。
管理人のコメント
今までの傾向からして、ただでさえ廃止・改悪リスクの高いクオカード銘柄が、更にリスクが高いプレミアム優待倶楽部銘柄に生まれ変わりました。
加えて優待がもらえるハードルが上がるなんて、将来の再改悪、もしくは廃止がうっすら見えている気が…?
財務状況を見ても決して万全ではないように見えますし(利益剰余金がやっとプラスに浮上したところ)、2021年3月期から復配したとはいえ、私には手を出しづらい銘柄ですね。
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