2022年12月26日の引け後、航空機リースなどの事業を運営しているJIA(ジャパンインベストメントアドバイザー・7172)から株主優待の改悪が発表されました。
この銘柄は2年連続で改悪なのでもしや・・・
株主優待の改悪内容について
少々複雑なのでJIAから出てきた開示を抜粋します。赤い枠部分が変更点です。
・100株保有では頂けるクオカードの金額が減少します。特に1年未満保有の場合、クオカード無しになります。
・代わりに200株優待が誕生。2年~3年保有の場合に限り100株保有より利回りが向上します。
・日本証券新聞の無料購読期間が変更となっています(長期でお得に、短期では改悪)
管理人のコメント
JIAの優待制度は以前より、株価に対して豪華で不釣り合いな内容でしたのでどうなるかな~と思っていました。しかしやはり改悪の途を辿っている状況です。
ちなみにこちらが2021年に改悪した際の理由。
長期にわたって保有頂く株主様も増えてまいりました。つきましては、この度、保有株数及び保有期間別の優待内容のバランスを考慮し、メニュー内容を一部変更させていただくことといたしました。
そしてこちらが今回の改悪理由。
これまで株主優待を継続したことにより、多くの株主様が長期にわたって保有頂くようになりました。つきましては、この度、保有株数及び保有期間別の優待内容の公平性を考慮し、メニュー内容を一部変更させていただくことといたしました。
ほぼ同じ!
昨年公開した優待改悪記事の中で私は今回のシナリオをちょっと予想していたようですが、これで株主数が変わらなければまた改悪が続くでしょうね。
1度ならず2度も改悪した銘柄は何をするかわかりません。
含み益のあるうちに売却してしまうか、しかし長期で「日本証券新聞」が1年間無料で読める事をメリットと考えてこのままとしておくか…悩ましいです。
最終的に優待の内容が日本証券新聞だけになるような気もします。
株式データ
※2022年12月26日現在のデータです。
【株価】
1,168円
【年間配当予想】
32円
【配当利回り】
2.74%
【優待権利確定月】
12月
【配当+優待利回り】
最大5.31%(クオカード優待のみ考慮)
最大36.13%(日本証券新聞の優待も追加した場合)
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