株主優待新設で飛び付くと危険な事例

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株主優待の新設や拡充その他が場中に発表されると株価が急上昇する事が多いですよね。

そういう時は早押しクイズのように、適時開示のタイトルを見た瞬間に成行買いして成功するケースもあるかと思いますが、場合によっては失敗するケースもありそう。

今回は【適時開示はしっかり見る】という事の重要性を感じた一例をメモしておきます。

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東海染工、2024年5月9日の場中に優待新設を発表

2024年5月9日の場中に、染色加工の事業などを展開する東海染工(3577)から株主優待の新設が発表されました。

新設される株主優待の内容
毎年3月権利、100株以上を1年以上保有で、クオカード1000円分進呈。
※ただし初回となる2025年3月権利のみ、保有期間の縛りは無し。

株価は急上昇の後落ち着きました

今回の優待新設発表後、株価は一気に伸びたのですが同時に出てきた決算発表(2024年3月期決算短信)の数字を見ると・・・

ほっすん
ほっすん

2025年3月期予想、営業利益では前期比プラスですが最終利益は大幅マイナス。年間配当は未定ですね。

この結果を受けてなのか、大引け時点で株価はほぼ落ち着いてしまいました。

下の画像で大きく跳ね上がっているところが優待発表直後ですね。

優待新設で飛び付くのは1つの作戦ですが、他の開示もしっかり見ておく事の重要性も感じた瞬間でした。

途中で空売りしておけばよかったなぁ。。。。いや、自分にそんな才能は無いか。

株式データ

※2024年5月18日現在のデータです。

【株価】
851円

【年間配当予想】
未定(ここでは仮で10円として計算しておきます)

【配当利回り】
1.18%

【優待権利確定月】
3月

【配当+優待利回り】
2.35%
※100株保有時。

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