2026年1月5日(大発会)の引け後、ネットカフェ「自遊空間」等を運営しているランシステム(3326)から株主優待の拡充が発表されました。
発表時点で株価600円台と安くて利回りの高い優待だったのに、更に豪華に。それには訳がありそう?
株主優待の拡充内容
拡充内容の概要
・1年以上継続保有時に優遇(進呈額の増額)が入ります。
・Cコース選択時に頂けるギフトの幅が広がります。
実際の優待内容
毎年3月末権利で以下のコースから選択した商品を進呈。
Aコース:自遊空間株主優待券
Bコース:クオカード
Cコース:デジタルギフト(従来はAmazonギフトカード一択)
※Aコースの株主優待券は自遊空間6時間無料券(1枚2,000円相当)が金額分進呈されます(10,000円分の場合は5枚)。
※CコースのデジタルギフトはクオカードPay、Amazonギフト、PayPayマネーライトからの選択式となります。
【1年未満保有時】
| 保有株数 | Aコース | Bコース | Cコース |
|---|---|---|---|
| 100株以上 | 6,000円分 | 2,000円分 | 2,000円分 |
| 500株以上 | 20,000円分 | 10,000円分 | 10,000円分 |
| 1,000株以上 | 40,000円分 | 20,000円分 | 20,000円分 |
【1年以上保有時(拡充部分)】
| 保有株数 | Aコース | Bコース | Cコース |
|---|---|---|---|
| 100株以上 | 10,000円分 | 3,000円分 | 3,000円分 |
| 500株以上 | 30,000円分 | 15,000円分 | 15,000円分 |
| 1,000株以上 | 60,000円分 | 30,000円分 | 30,000円分 |

なお、2026年3月権利においては、新制度への移行期間として全株主を長期保有特典の対象にします。とのことです。

2026年3月権利までに初めて購入された方も長期の対象となりますので、興味のある方はチェックしてみてください。
管理人のコメント
ランシステムが豪華な優待を更に豪華にするのには理由があるのでしょう。
それが2025年11月11日に発表していたこちら。

スタンダード市場の上場維持基準に「流通株式時価総額」が足りていないから、です。
9月末時点で8億円であと2億足りない状況ですが、その時点と2026年1月の優待拡充発表時点でも株価は651円とほぼ変わっていないため、単純計算で株価を少なくとも800円強まで上げる必要があるのです。

当時の適時開示でも「株主優待の内容の一部見直しを予定しております」と書かれていますね。適時開示を普段からよく見ている方は先回り買いしているかも?

これに加えて、取引先等による株式の市場売却を引き続き依頼し流通株式比率の向上にも注力とありますので、株価対策と並行で進めていくのでしょう(実際に25年3月から9月の間に比率が1.8%上昇)。

なおランシステムの自己資本比率は6%台であるなど財務が健全とは言えない状況なので、優待目的だけでこちらの株を持つのはリスクもありそうです。

親会社がAOKIホールディングスという安心感は多少あるかもしれませんが。

競合となるはずの快活CLUBもAOKI傘下。その点は面白いですね。
株式データ
※2026年1月6日現在のデータです。
【株価】
751円
【年間配当予想】
0円
【優待権利確定月】
3月
【配当+優待利回り】
13.32%(Aコース:自遊空間株主優待券を選択の場合)
3.99%(BコースorCコース:クオカードorAmazonギフトカードを選択の場合)
※100株で1年以上保有時。
