これは株主優待界隈では久々の激震でしょう。
2022年1月28日の引け後、ひろぎんホールディングス(7337)から株主優待の変更という名の改悪が発表されてしまいました。
株主優待の変更内容
変更前(2021年3月権利)
カタログギフトの進呈
100株以上:2,500円相当の商品
1,000株以上:5,000円相当の商品
5,000株以上:10,000円相当の商品
※カタログギフトの代わりに「定期預金の金利優遇」を選択する事も可能。
⇒100株以上:+0.05%、1,000株以上:+0.1%、5,000株以上:+0.2%。
変更後(2022年3月権利より)
以下の赤字部分が変更点です。
100株以上:ギフトカード500円分
500株以上:ギフトカード1,000円分
1,000株以上:5,000円相当のカタログギフト
5,000株以上:15,000円相当のカタログギフト
※1,000株以上の場合、定期預金の金利優遇を選択する事も可能。
⇒1,000株以上:+0.1%、5,000株以上:+0.3%
なんと、メインの優待だった豪華カタログギフトがギフトカードに変更されてしまいました。
一応5,000株保有だと拡充ですが、それだけ保有している方はほんの一握りなので無視で良いですね。
株主数が多かっただけに仕方ないとはいえ、まさか1年で改悪となるとは思いませんでした(長期保有縛りになるのかと思い込んでいました)。
ちなみに、ギフトカードとは何のカードなんでしょう?「JCBギフトカードなど」信販系のやつなのでしょうか?それも気になるところです。
今までの記事も修正しておかなきゃ(大汗)
⇒ギフトカードの答えは単純に「クオカード」でした。
補足
ひろぎんHDの株主優待はギフトカードだけではありませんが、その他の優待内容は従来と変更ありません。
■公益財団法人ひろしま美術館の招待券を2枚進呈
100株以上保有で権利獲得。
■広島3大プロ観戦・鑑賞チケットの抽選券付与
100株以上:1口、1,000株以上:10口、5,000株以上:50口分が付与され、以下の試合・公演の抽選を行います。
抽選対象の企画 | 当選人数 |
---|---|
広島カープ(内野指定席) | 10組20名 |
サンフレッチェ広島(SS指定席) | 50組100名 |
広島交響楽団(S指定席) | 50組100名 |
株式データ
※2022年1月28日時点のデータです。
【株価】
705円
【年間予想配当】
24円
【配当利回り】
3.40%
【優待権利確定月】
3月
【配当+優待利回り】
4.11%
※100株保有・改悪後の利回りです。
※今回の改悪で株価下落&利回りの上昇が予想されます。
管理人のコメント
やはり豪華すぎる優待や、優待によって急激に株主数が増えた銘柄は危険なことを再認識しました。痛い目を見るほど記憶に残るので、今回やられてしまったホルダーの方は特にお忘れなく。
他でも同じような状況の銘柄が無いか、特に自社商品ではないカタログギフトやクオカード、プレミアム優待倶楽部を導入している企業は注意しておきたいと思います。
利回りが良いのでこのまま保有するか、売却してしまうか非常に迷いますね~。
参考までに、昨年実施された豪華優待カタログはこちらから確認できます。多くのアクセスをいただいた記事なのでぜひ思い出にどうぞ。
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