【要注意】株主優待新設!の裏には理由がありそう

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2024年1月11日の引け後、関東地方各地に低価格の商品を販売する小売りチェーン「ジェーソン(3080)」から株主優待の新設が発表されました!

近隣にお住まいの方はよくご存じのお店だと思いますが私は初耳。しかし相当安い商品が売ってそうですね。

ほっすん
ほっすん

今回の優待導入には色んな思惑がありそうです!

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新設される株主優待の内容

毎年2月末権利、500株以上保有で以下のいずれかを進呈。

・自社店舗で使える優待券8,000円分(1,000円券×8枚)
・ミネラルウォーター「尚仁沢の天然水」500ml×24本入×4箱

店舗が遠い関東圏以外の方はミネラルウォーターとなりそうです。しかし96本分とは太っ腹。

そしてお店が近い方だと優待券が良さそうですね。

そこでジェーソンの商品が気になるので一部をHPで見てみると・・・

飲料が安いっ!!

他の商品もそれなりに安いっ!!

ミネラルウォーターも安いっ!!

・・・あれ、上の画像、左側にある優待品の「尚仁沢の天然水500ml」もメチャクチャ安い!

まあそういう事もあるという事で。激安特価店で使える8,000円分の優待券なのでお店が近い方がうらやましい!

ジェーソン株を買う際に注意しておきたい事

今回の株主優待導入の背景として、適時開示を見ると書いてあるのが…

株主の皆様の日頃からのご支援に感謝するとともに、当社株式への投資の魅力を高め、より多くの方々に中長期的に当社株式を保有していただくこと、また株主の皆様一人ひとりに当社のファンとなっていただくことを目的とするものです。

という完全なテンプレート的文章だったのですが、2023年5月に出ている適時開示「上場維持基準への適合に向けた計画について」の内容も気になりました。

流通株式比率が約10%ほど足りていません。

ジェーソン株の上場株式数は約1,280万株なのでその10%と言うと128万株ですね。

そして開示の続きを見るとこんな記述が。

2026年2月末までに、大株主(創業者一族)が段階的に株式を市場で売却するかも?

↓上位株主の苗字が全て一緒ですもんね。

利回りが高いので買い注文が殺到する可能性がありますが、一応株式売却の可能性も視野に入れて行動しても良いかもしれません。

株式データ

※2024年1月11日現在のデータです。

【株価】
521円

【年間配当予想】
13円

【配当利回り】
2.50%

【優待権利確定月】
2月

【配当+優待利回り】
5.57%
※500株保有、優待品を株主優待券に交換した場合の利回りです。

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