2021年3月17日の引け後、東証二部上場の鋳物メーカー、大和重工(5610)より、株主優待制度導入の開示が出てきました!
創業は天保2年(1831年)で190周年!五右衛門風呂を作っている国内唯一のメーカーと言うのも特徴です!!
導入される株主優待の内容
12月末の権利で、クオカードの進呈。
1年未満保有:500円分
1年以上保有:1,500円分
※2021年度に限り9か月以上の保有でOK。
上記の通り、2021年だけは3月権利までにここの銘柄を保有しておけば年末の権利通過時に長期保有対象となります。
なお毎年3月・6月・9月・12月末の株主名簿に同一の株主番号で名簿記載される必要があるので、一時売却や貸株をされる場合はご注意ください。
株式データ
※2021年3月18日時点のデータです。
【株価】
888円
【年間配当予想】
0円
【配当利回り】
0%
【配当+優待利回り】
0.56%~1.69%
※最大値は1年以上保有時。
管理人のコメント
東証二部銘柄の株主優待新設というと一部上場の期待もあり前向きなイメージを持つのですが、今回はちょっと違っているように見えました。それは・・・
時価総額がほぼ10億円ピッタリ(開示発表時点)だからです。
基本的に、時価総額が10億円を割って一定期間経過してしまうと上場廃止となってしまいます(上場後間もない場合は除く)。
これを回避するために、2020年12月期が大幅赤字であるにも関わらず無理にクオカード優待を出したのではないかと私は考えました。
そのため、時価総額が10億円を大きく上回るか赤字がどうしようもなく膨らんだ場合は速攻優待の改悪・廃止まであり得るのでは…?とも想像してしまいました。
業績が良くなっても、悪くなってもダメじゃん(苦笑)。
長期チャートを見ると底に近い株価水準ではありますが、危険な香りがプンプンするようなしないような。
普段の1日の出来高が1,000株に満たない日も多いので、飛びつく場合は重々注意してくださいね~。
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