【内紛の影響で事業報告書が…】天馬から株主優待を頂きました！

確か6月末だったと思いますが、社名よりもホームセンターなどで良く売られている「Fits」という収納ケース等のブランド名の方が有名な天馬（7958）より株主優待を頂きました！

届いた株主優待はこちら！

クオカード1,000円分です。図柄は自社ブランドの商品が入ったオリジナルのものですね。

天馬は株主数が6,000名程度でちょっと地味な銘柄ですが、有利子負債は無く自己資本比率は80％近くあるなど財務は固く安定感がありそう。

しかも配当方針として連結純資産配当率（DOE）2.5%以上を掲げています。その結果ここ3期の配当金は年間80円/株あって、そういう面でも安定的です。

株式データ

※2021年7月9日現在のデータです。

【株価】
2,580円

【年間配当予想】
80円

【配当利回り】
3.10％

株主優待の内容

100株以上の保有で1,000円分のクオカードを進呈。

【優待権利確定月】
3月

【優待＋配当利回り】
3.49％

管理人のコメント（事業報告書に注目！）

多くの企業では株主優待や配当金通知書と一緒に株主通信や事業報告書を同封してあるので、時間があれば見る、という方が多いと思います。

私も全企業簡単に目を通すのですが、天馬の場合報告書を開けたページに違和感が！

それがこの画像。

他社だと、報告書を開くと大体最初のページは会長や社長のメッセージが写真と一緒に記載されていますよね。

しかし天馬の場合、2ページにわたりビッシリと報告の文字が記載されているのみ。

この理由は、昨年から続く株主総会における取締役や監査役の選任に関する委任状争奪戦の影響なのでしょう。
※創業家の兄弟同士の争いによる。

通常、株主総会で正式に取締役が決まると言えども社長候補が否決となるパターンは少ない（一部事例はありますが）ため、前もって写真入りの報告書を作っておくはず。

ただ株主総会前の経緯から否決となる可能性が少なからずあったので顔写真無しの報告形式にしたのでは…という事です。